30代マンション購入のメリット・デメリット
可能性があれば売却も考えて30代でのマンション購入がおすすめです！ 30代になると、収入も増えて頭金の用意もできるようになり、初めて住まいを購入する人が多くなる年代です。
一戸建てよりもマンションを選ぶ人が多い理由は何でしょうか。
ただし、30代での住まいの購入は、終の棲家になるとは限らないことを留意することが大切です。
マンションや一戸建てのメリット・デメリット、資産価値の面などから30代の住宅購入を考えてみましょう。
働き盛りの30代がマンションを選ぶ理由は？
30代の住まいの購入では、立地条件や生活の利便性、共用施設の充実などによるメリットから一戸建てよりもマンションが選ばれる傾向があります。
同じ予算でも、マンションを選ぶことで良い立地条件の場所に住まいを購入できることが一つの理由です。
そして、マンションを選ぶことで、ライフステージの変化に合わせて買い替えもしやすいというメリットもあります。
30代で購入する住まいは終の棲家ではない！
最近のマンション市場では、30代の独身者やカップルを中心に、都心部の駅に近いコンパクトマンションが人気となっています。
広さが自分に合った物件を選ぶことで、利便性が良く通勤しやすい場所に住むことができます。
また、将来的な家族構成の変化を考慮して、住み替えの可能性も視野に入れることも理由の一つです。
一生暮らすことを考えて住まいを購入する場合、子どもが誕生することを考慮して、70m2以上の広さが理想的です。
しかし、30代の独身者やカップルにとっては、子どもがいない現在の生活には広すぎ、敢えて広い住まいを求めて郊外に住む必要性を感じにくいでしょう。
一戸建てとマンションのメリット・デメリット
初めての住まい購入において、特にシングルやDINKS（二人で暮らすカップル）の場合、終の棲家として考えずに、現在の生活に便利な街で暮らすことを優先することも選択肢の一つです。
ここでは、一戸建てとマンションのそれぞれのメリットとデメリットについて詳しく紹介します。
一戸建てのメリット
一戸建てでは、マンションのように周囲の家からの足音に配慮する必要がなく、周囲の家と離れていれば生活音の問題も起こりにくいです。
また、マンションでは管理費・修繕積立金・駐車場代などの定期的な支出がかかりますが、一戸建てではそれらの費用は不要です。
ただし、一戸建ては自らメンテナンス費用を貯めておく必要があります。
一戸建ての庭と増築
一戸建てでは庭を設けることができます。
敷地の条件によっては、後から増築を行い子ども部屋を増やすなどの計画も可能です。
また、一戸建てでは足音を気にする必要はありませんが、マンションはオートロックや防犯カメラなどのセキュリティ面だけでなく、管理人や警備員の常駐などのソフト面でもセキュリティに配慮した物件が多くあります。
一戸建ての場合、セキュリティを強化するためには自ら警備会社と契約する必要があります。
さらに、大型マンションではキッズルーム、多目的室、ゲストルーム、フィットネスジムなどの共用施設が充実しています。
マンションのメリット
同じ立地条件であれば、マンションの取得費用は一戸建てよりも安くなることがほとんどです。
そのため、マンションの方が利便性の高い立地の物件を購入しやすくなります。
また、一戸建てとマンションの資産価値を比較すると、一戸建ては建物の価値が下がっても土地の価値が残るため、優位と言われることがあります。
しかし、一部の立地条件の良いマンションでは築年数が経っても価格を維持しており、マンションの方が一戸建てよりも売却の流動性が高いです。
30代でのマンション購入は売却する可能性を視野に入れておこう
30代の方々が将来的に住まいを買う場合、売却の可能性や女性の一人暮らしでの防犯面を考慮すると、マンションが向いていると言えます。
では、マンションと一戸建てのどちらが資産価値が高いのでしょうか？マンションを購入する際には、将来の売却を視野に入れて物件選びをすることが重要です。
例えば30代の独身の方がマンションを購入する場合、将来的に結婚する可能性があると考えられます。
また、既婚者であっても子どもの有無や人数は不確定要素として残ることもあります。
実際には終の棲家として購入したマンションでも、結婚や子供の誕生、介護といった人生の変化や転職や転勤といった仕事の都合により、手放さなければならない場合もあります。
売却の可能性を考慮した物件選び
しかし、売却の可能性を考慮した物件選びを行えば、リスクを抑えながら快適なマンション生活を送ることができます。
例えば、家族構成の変化に合わせて広い郊外のマンションに引っ越したり、収入が増えた際に都心部のマンションに買い替えることも可能です。
ただし、売却して住み替えるためには、売却時に残債が出ないように、価値が下がりにくく資産価値が高い物件を選ぶ必要があります。
不動産を売却する際に有利になる
将来値上がりしそうな立地の不動産を購入することは非常にいい投資にもなります。
通常不動産の建物は年数が経過するごとに価格は下がっていくものですが、人気の物件ですと購入時よりも高い値段で売れる可能性があります。
名古屋市で不動産売却専門で営業をしている会社のブログでもそう書かれています。
ぜひ参考になさってください。
マンションの資産価値
マンションの資産価値は、立地条件が大きな要素となります。
交通利便性では、最寄り駅から近く、都心部やターミナル駅へのアクセスがしやすいことが重要です。
生活利便性では、スーパーや商業施設、医療機関、学校などが周辺に揃っていることがポイントとなります。
また、検討するマンションの価格と周辺の相場を比較することも重要です。
まとめ
30代でのマンション購入では、自身のライフプランを考慮し、将来の売却の可能性を見据えた物件選びを行いましょう。
